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2009.01.07

洗濯機に関する特許を巡る訴訟でCAFC判決

Whirlpool Corporation; Whirlpool Patents Company
LG Electronics Inc.; LG Electronics U.S.A., Inc.
洗濯機に関する特許2件の侵害を巡り、Whirlpool Corporation及びWhirlpool Patents Company(以下、Whirlpool)が韓国のLG Electronics Inc.及びその米子会社LG Electronics U.S.A., Inc.(以下、LG電子)を訴えていた事件で、米連邦巡回区控訴裁(CAFC)は2008年10月10日、LG電子勝訴とした地裁判決を支持する判決を全裁判官一致で下した。

Whirlpoolは2004年2月、「縦型洗濯機における高機能洗浄方法」と題する特許(USP 4,784,666)と「洗濯機の庫内で衣類を回転させる装置及び方法」と題する特許(USP 6,212,722)の2件を侵害されたと主張して、ミシガン西部連邦地裁に提訴した。

Whirlpoolの特許は同社が1988年と2001年に取得したもので、Whirlpoolは訴状において、LG電子の製品「GE Profile Harmony」洗濯機(型番:WPGT9350C)などが特許技術を使用しているとして、直接侵害に加え、製品ユーザーに対する侵害教唆及び寄与侵害を主張していた。

[Litigation Quick No.43 (2008.10.30)掲載]

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