Chapter 3 「叡智」を活かし社員が活躍している理由

各国の最新動向をもとに


企業の課題解決に挑む


S.A

商標部 グループリーダー
2006年入社
法学部 国際企業関係法学科卒

大学の専門ゼミで知的財産の面白さを知る

Prologue/プロローグ

大学3年次の専門ゼミを決める際、特許・商標・著作権などに関する判例を紹介され、アイデアといった具体的な形のないものが財産権として保護されることや、知的財産権によって企業活動が支えられていることに面白さを感じました。NGBを選んだのは、知財業界のプレーヤーの中で、知財サービス会社として様々なサービスを提供するユニークな存在であり、企業知財部・特許事務所では経験できないような幅広い経験ができると感じたからです。

商標権を通じて消費者から得た信用を守る

Business & Mission/ビジネス&ミッション

商標権の存続期間の更新、移転、登録権利者の名義情報の変更手続等を行うグループのリーダーとして業務管理を行っています。海外の提携先企業とのオンライン・オフラインでの定期的なミーティングを通じて、世界各国での手続を安心・安全に遂行するための課題を協議し、解決策を実行していきます。企業はその技術力・サービス力や宣伝広告によって消費者からの信用を獲得し、ブランドの価値を向上させています。そうした信用の保護に商標権を通じて携わることができるというダイナミックさは、この業務の大きな魅力です。

世界約140カ国400件の
商標権の譲渡を担当

Episode/エピソード

あるお客様の一部事業が海外の企業に譲渡されることに伴い、世界約140カ国400件の商標権の譲渡を担当したことがありました。相手先の国の法律上の審査や契約の関係上、非常にタイトな日程、かつ期日までに譲渡申請を完了できないと決算に数億円の影響が出るというプレッシャーがありましたが、お客様(知財部・海外事業部)や相手先企業とその弁護士・譲渡手続を担当する海外特許法律事務所と、メール・電話を駆使して一丸となって連携して業務に取り組んだことで、無事に申請を完了することができました。これまでの権利化・権利維持業務の経験を総動員して対応した印象深いケースです。

Business Policy/ビジネスポリシー

NGBの強みは、非常に多くのお客様の案件を通じた業務経験や分析に基づき様々な提案ができ、トータル的なサービスの構築ができる点にあります。業務を遂行する上では対話を通じて、お客様とNGB、NGBと海外法律事務所・提携先企業が相互に理解を深めながら最適解を見出していくことが、海外における円滑な商標の権利化・維持のために重要です。そのためにも、「誠実さと対話」を常に心がけ、ビジネスに臨むようにしています。

商標権のポートフォリオを分析し、
提案していきたい

Ambition/アンビション(夢)

商標権は登録ができて終わりではなく、事業領域を適切にカバーできているかを常に把握し、手当てしておく必要があります。そうした中で、商標権のポートフォリオをビジネス的・知財的な側面で分析し、どのように商標権を整理・取得していけばよいのかを提案できるようなコンサル型サービスを考えていきたいと思っています。

Career Message/キャリアメッセージ

知財の業務は、様々なルールをしっかりと守り、コツコツと取り組むことが大切な仕事である一方、お客様ニーズの多様化や各国情勢に応じた法制度変更などもあり、私たちの仕事は日々変化への対応に迫られています。本質的なことを理解し守りつつ、変化に柔軟に対応できる方・チャレンジできる方にNGBを目指していただきたいと思います。

2006
入社
外国商標出願業務担当へ配属

2011
外国商標更新業務担当

2015
外国商標出願業務 グループリーダー

2018
外国商標更新業務 グループリーダー

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