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2012.11.16

【特許・情報フェア&カンファレンス2012】

今年もNGBは11月7日(水曜日)から9日(金曜日)の3日間、科学技術館[東京・北の丸公園]で開催された「特許・情報フェア&カンファレンス2012」(以降、「特許・情報フェア」)に出展致しました。

この「特許・情報フェア」、今年は開催「第21回」目ということですが、21年目というわけでは決してありません。確か以前は隔年開催だったと思い、いろいろ調べてみたところ、JAPIOのサイトに「1981年に第1回が開催され」「2004年からは~毎年の開催」との記載を見つけました。実に31年の歴史があるイベントなんですね。

さて、話は今年の「特許・情報フェア」に戻ります。主催者によれば今年は83社が出展したようで、何れのブースも活気にあふれていました。出展社の傾向としては、海外からの出展社が増えています。ガイドブックで確認したところ約20%弱の15社が海外からの出展でした。地域は中国、韓国、そしてインド。今後も海外企業の出展は増えていきそうです。

既に主催者からも発表されましたが、今年の来場者数は18,945名だそうです。2006年以降のデータとなりますが社内にあった過去の来場者数を纏めてみました。リーマンショックの影響はこんなところにも出ていたようです。2008年、2009年は何れも例年に比べると来場者数が減少しています。出張などの制限があると仰っていたお客様のお話を思い出します。

また、会場で紹介されていたものは従来通りの「DB(検索系&管理系)」、「翻訳サービス」などに加え、「社内教育などを含むコンサルティング」、「管理系業務(複雑業務)支援サービス、システム開発、人材サポート」など、いわゆる業務支援サービスが増えているようでした。「モノ(商品)」から「サービス」にシフトしている印象を受けました。
今年のNGBブースは、「年金管理部」、「商標部」、「IP総研」、そしてグループ企業である「日本ビジネス翻訳」が中心に各部門のサービスをご紹介させて頂きました。

私が所属する「IP総研」からは、今年の4月に設立した中国の調査拠点を利用した「中国特許調査」、中国でのWEB防衛公開および公証取得(確定日付)をパッケージにしたサービス「China-IPPublication.net」、今年のノーベル医学・生理学賞を受賞した山中伸弥先生が所長である京都大学iPS細胞研究所(CiRA サイラ)でもご採用頂いている「NGB LABORATORY NOTEBOOK」のサンプル展示、91ヵ国のデータを収録しているマルチ・カントリー検索DB「CPA Global Discover」などをご紹介させて頂きました。

上の写真はNGBブースの様子です。写真右手に写っているのはIP総研 客員研究員のMr. Roberto Carapeto。同氏はブラジルの弁護士で日本語も堪能です。左側に写っているのはCPA Global(US)のMr. David Lacey。 CPA Global Discover デモンストレーションの助っ人として来日しました。彼も日本語が堪能、ちなみに奥様は日本人です。

今年は初めての試みとして応接コーナーにSTARBUCKSのコーヒーもご用意し、お客様に一層寛いで頂けるよう一同心がけました。「会場で説明を聞くことが出来なかった」、「見逃した」、「改めて説明して欲しい」など、ご要望がございましたらお気軽にお問い合わせ下さい。

NGBブースにお越し頂いたお客様、お忙しいところ誠にありがとうございました。また、NGBブースを通り過ぎてしまった、見つけられなかったお客様、来年は是非、NGBブースでお会いしましょう。

(IP総研 長谷川 雅則)

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