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2022.02.08

特許部 増位豪己

【特許・意匠ニュース】中国、ハーグ協定に加盟

WIPOウェブサイトにおいて「中国がハーグ協定に加盟」したとのニュースが2022年2月5日付にてリリースされました。

このニュースによれば、中国政府は、2022年2月5日(土)に、ハーグ協定の1999年ジュネーブ改正協定への加入書を寄託し、中国は1999年ジュネーブ改正協定の68番目の締約国となりました。中国における発効は2022年5月5日です。同日以降、ハーグ協定に基づく国際意匠出願において中国を指定することが可能となります。なお、1999年ジュネーブ改正協定は、中国政府からの別段の通知がない限り、香港特別行政区およびマカオ特別行政区には適用されません。ハーグ協定に基づく国際意匠出願において中国を指定した場合の手続きの詳細は未発表です。

この度の中国のハーグ協定への加盟は、国際的な意匠権の確保に要する費用の削減が期待されることから、出願人にとって大きなインパクトがあるでしょう。弊社では最新情報をウォッチングして、お客様のハーグ利用のニーズにお応えして参ります。

参考URL:
WIPOウェブサイト ハーグ協定 ニュース
https://www.wipo.int/hague/en/news/2022/news_0005.html

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