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2006.03.02

画像誘導型手術技法をめぐる特許侵害訴訟で5,100万ドルの賠償評決を取り消す地裁判決

2006-03-02
原告: Medtronic Navigation, Inc. et al v.
被告: BrainLAB AG et al
Medtronic Navigation, Inc.ら(以下、Medtronic)らが、画像誘導型手術技法に関する特許4件(USP 5,383,454; 4,722,056; 5,389,101; 5,603,318)の侵害を理由に、画像誘導型手術装置”VectorVision Classic”等(以下、BrainLAB製品)を製造・販売するBrainLAB AGら(以下、BlainLAB)を1998年5月に提訴していた事件で、コロラド州連邦地裁は、2月24日、Medtronic特許の有効性を認めたものの、BrainLABによる侵害認定した陪審評決を破棄し、Medtronicの侵害請求を棄却する判決を下した。 (1:98-cv-01072-RPM, codc, decided on 2/24/2006)

本件の対象となっている技術は、脳神経外科等における手術において、手術器具の進入位置等に関する情報を、CTやMRIに基づく3D画像でリアルタイムに認識することを可能にするもので、この技術を使用することにより病巣へのアプローチの正確性を高めるなどのメリットを享受できる。

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