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2007.08.10

【意匠・商標 NEWS】 商標: サンマリノ、イラク、アルジェリア、バーレーン

サンマリノ
2007年9月12日 国際商標マドプロ出願が可能に

2007年6月12日サンマリノ政府はWIPOに批准書を提出した。国際商標登録制度にかかるマドリット協定議定書への加盟は9月12日に発効し、出願が可能となる。出願においては個別費用の支払が必要。これでマドプロ加盟国数は73となった。加盟国名はWIPOのサイトで確認可。
http://www.wipo.int/export/sites/www/treaties/en/documents/pdf/madrid_marks.pdf

イラク
2007年7月23日 商標出願でボイコット宣誓書の提出が不要に

複数の代理人に確認したところ、2003年以降に出願された係属中案件を含めて、ボイコット宣誓書の提出義務が緩和され、提出がなくとも審査が行われるようになった。大量な未処理案件があるため審査の進捗にはなお時間がかかる見通しである。なお、特許や意匠でも同様の対応がなされる。

アルジェリア
2007年7月18日 知的財産庁業務手続き再開

特許庁長官及び商標区局長の退任に伴い約2ヶ月間業務停止状態であったアルジェリア知的財産庁が、業務を再開した。

バーレーン
2007年6月7日 パリ条約に基づく優先権主張が可能に

バーレーンは1997年10月29日よりパリ条約の加盟国となっていたが、他加盟国からの商標及び意匠出願における優先権主張を受理していない経緯があった。公式な声明は出されていないものの、複数の代理人ルートより、6月7日をもって優先権主張出願が可能になるとの職員説明があったと報告がされている。基礎出願から6ヶ月以内の出願期限は他国と同じ。

(意匠商標部 相澤)

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