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2008.12.05

毎熊百合子

MP3特許を巡る訴訟で損害賠償金支払い不要の判決

Alcatel-Lucent SA et al.
Microsoft Corporation et al.
MP3特許侵害をめぐりAlcatel-Lucent SA(以下、アルカテル)らがMicrosoft Corporation(以下、マイクロソフト)らを提訴し、マイクロソフトに15億ドルの賠償支払いが命じられていた事件で、連邦巡回区控訴裁(CAFC)は2008年9月25日、特許1件については非侵害、もう1件については特許を共同所有する別の会社とライセンス契約を締結しているとして、マイクロソフトがこの賠償金を支払う必要はないとの判断を下した。

この事件についてカリフォルニア南部連邦地裁陪審は2007年2月、マイクロソフトが特許2件(USP 5,341,457; RE 39,080)を侵害すると認定した。その後同地裁のBrewster判事は、マイクロソフトのWindows Media Playerが’457特許を侵害しておらず、’080特許については、アルカテルが独Fraunhofer Gesellschaft社及びAT&Tと共同所有しているもので、マイクロソフトは同社に技術使用料として1,600万ドルを支払済みであると認定した。CAFC判事らはBrewster判事の判決を確認し、これを支持する判断を下した。

[Litigation Quick No.39 (2008.10.02)掲載]             

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