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2009.12.04

毎熊百合子

眼圧低下薬“Alphagan P”をめぐる訴訟で侵害判決

Allergan, Inc.
Exela PharmaSci Pvt., Ltd.; Apotex Inc.
Allergan, Inc.(以下、Allergan)は2009年10月23日、緑内障の眼圧低下に用いる「アルファガンP(Alphagan P)」(一般名:酒石酸ブリモニジン)0.1%及び0.15%点眼液に関する特許侵害をめぐり一般薬メーカーであるインドのExela PharmaSci Pvt., Ltd.(以下、Exela)及びカナダのApotex Inc.(以下、Apotex)を訴えていた事件で、デラウェア連邦地裁がAllerganの主張を認める判決を下したと発表した。

Allerganは2007年、Exelaらが米食品医薬品局(FDA)に簡略新薬申請(ANDA)を提出したことを受け、「アルファガンP」に関する同社特許5件(USP 6,627,210; 6,641,834; 6,673,337; 6,562,873; 5,424,078)の侵害を主張してExelaらを提訴し、2009年3月に審理が行われていた。この審理に基づき同地裁判事は、Allergan特許の全5件が有効且つ権利行使可能であり、Apotexが発売を目指していた0.1%及び0.15%点眼液が全5特許を、Exelaが発売を目指していた0.15%点眼液が’834特許を侵害するとの判決を下した。これにより、特許全5件の有効期間が満了する2022年までの間、FDAはExelaらの一般薬につき製造・販売の認可を与えることができない。

[Litigation Quick No.43 (2009.10.29)掲載]

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