- 知財情報
- アーカイブ
2014.06.17
ARIPO(*1)より、2014年5月19日からサントメ・プリンシペ民主共和国(*2)がARIPOの加盟国となることが発表された。これにより、ARIPOの加盟国数は19カ国へと増加することになる。今回の加盟に伴い、2014年8月19日以降に出願されたARIPO出願については、サントメ・プリンシペ民主共和国を指定国として選択することが可能となる。
*1:ARIPO(African Regional Intellectual Property Organization)
アフリカ広域知的財産機関であり、アフリカ諸国のうち英語圏18ヶ国がこれまで加盟していた。これまでの加盟国はボツワナ、ガンビア、ガーナ、ケニア、レソト、リベリア、マラウイ、モザンビーク、ナミビア、ルワンダ、シエラレオネ、ソマリア、スーダン、スワジランド、タンザニア、ウガンダ、ザンビア、ジンバブエ。ただし、ソマリアはハラレ議定書に加入していないため、ARIPOの指定国として選択することができない。
*2:サントメ・プリンシペ民主共和国
通称サントメ・プリンシペ。ギニア湾に浮かぶサントメ島、プリンシペ島、およびその周辺の島々で構成される、人口20万人程度の国家である。公用語はポルトガル語。
(記事担当:特許第1部 田中)