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2014.07.07

柏原 雄人

【中国商標セミナー開催報告】 新商標法施行後の権利化フロー・権利維持に関する解説

2014年5月29日 (木):東京会場、2014年5月30日 (金):大阪会場にて、China Sinda事務所から 副社長であり、シニアパートナー弁護士の 安氏をお招きし、中国商標セミナーを開催致しました。施行直後から他の代理人によるセミナーは行われておりましたので、弊社主催のセミナーでは、公布されたばかりの施行細則を踏まえて、企業の商標担当の方々が今後の中国案件に対応される上で理解しておかなくてはならない内容に焦点を当てる事とし、China Sinda事務所と事前に何度も協議しました。
アカデミックな視点も持ち合わせる安氏は、法改正に関しては立法趣旨などに焦点を当てて解説することを当初検討されておりましたが、商標担当の方々にとっては、立法趣旨よりも実際に直面する手続きの説明が好ましい事を我々が申し入れすると、柔軟にトピックを変更して下さいました。事前の協議で、安氏に実務者の方々がどのような情報を欲しているかを十分に把握して頂き、テキストに記載するのが難しく、補足が必要と考えた点は、ホワイトボードにて説明を加えるなど、聴講者がスッキリした状態で次のトピックに進めるような配慮を頂きました。
今回は、東京セミナーの前日に弊社実務担当者向けにリハーサルを行い、その際に出た質問事項や批評もさらに考慮し、最後まで内容に修正を加えて、本番を迎えました。
当日は、出願時のフォーマリティーに関する変更から始まり、音声商標等の追加、多区分出願のデメリット、出願が不受理となることの危険性、審査期間・審査保留に関する変更、更新・譲渡・ライセンス登録に関する変更点、そして抜け駆け登録まで、安先生に幅広く解説頂きました。解りやすいフローチャートとホワイトボードの記載、そしてChina Sinda事務所日本オフィスのマネージャーである宮腰氏の補足を加えながらの通訳により、商標担当者様が今後の業務で遭遇されるであろうシチュエーションをイメージしながら、一つ一つの変更点をご理解いただく場になったものと思います。
安氏は、非常に勤勉な方と昨年のレポートでご紹介致しましたが、今回の参加者アンケートでも絶賛を頂きました。「聴講者目線」の講義に、サービス業に従事する者として見習うべき点が多くあったと感じました。
セミナーにご参加頂きましたお客様に、改めて御礼申し上げます。NGB商標部では、今後も、お客様のご興味に即応すべく、様々なセミナーを企画・開催する予定でございます。セミナーについてのご要望等がございましたら、ぜひお問合せフォームよりお問合せください。

(商標部 草野)

東京会場の様子
ホワイトボードを使って解説される安先生

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