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2025年5月9日、ブラジル開発商工サービス省（MDIC）は、ブラジル産業財産庁（INPI）の料金を改定する省令GM/MDIC第110号を公布しました。改定後の料金は、省令が発効する2025年8月7日より適用されます。

INPIが公表している新旧料金対比表よれば、改定後の料金は、全体として24.1%の値上げとなり、特許の出願料や審査請求料は45%超の値上げ、年金については年次により約30～40%値上げとなります。

一方で、個人や小規模事業者、非営利団体等については、50%の割引が適用されます。

審査料に着目すると、クレーム10個までをカバーする基本審査料の値上げ幅は280レアル（約50USドル）です（1レアル＝0.18USドルで計算）。ブラジルでは、分割出願のクレームは親出願の審査請求時のクレームの範囲に限定されますので、早期の審査請求を検討する際には、将来の分割出願用のクレームを追加する自発補正の要否を確認しておきましょう。

参考URL
https://www.gov.br/inpi/pt-br/central-de-conteudo/noticias/inpi-atualiza-tabela-de-retribuicoes-para-modernizacao-e-inclusao-social