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2008.07.07

プロセッサ技術を巡る訴訟で1億8,400万ドルの賠償命令

原告:Cornell University; Cornell Research Foundation, Inc.
被告:Hewlett-Packard Company
Emeritus HC Torng教授の発明によるプロセッサ技術に関する特許(USP4,807,115)侵害を理由にCornell University及びCornell Research Foundation, Inc.(以下、コーネル大学)がHewlett-Packard Company(以下、HP)を訴えていた事件で、ニューヨーク北部連邦地裁陪審は2008年5月30日、HPの侵害を認定し、1億8,404万4,048ドルの賠償金支払いを命じる評決を下した。故意侵害は認定されなかった。

同技術は演算処理スピードを向上させるコンピュータ技術に関するもので、同特許は1989年に発行されている。大学側訴訟代理人によれば、HPがボーイング社や米連邦政府(原子力計画において使用)に納入したスーパーコンピュータにコーネル大学の技術が組み込まれており、HPはこれによりおよそ360億ドルの収益を得たという。

大学側は2001年12月27日に訴訟を提起し、陪審に対し、1996年から2006年にわたりHPが製造したサーバー及びワークステーションの収益に基づき5億7,500万ドルの損害賠償を求めていた。

[Litigation Quick No.23 (2008.06.12) 掲載]

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