Cross Talk

これまでのNGB


そしてこれからのNGB


Cross Talk 02

それぞれが自覚するNGBの強み

SESSION THEME 01

D.S
NGBの強みって何だろう?と考えた時、やはり人が最大の売りなのかなと思いますね。社内にすごい才能や特技を持った方がたくさんいる。だから、自分一人の力ではどうにもできない仕事も、そういう方々の力を借りつつ前に進めることができる。それがNGBの総合力として評価を集めているのだと思う。
N.K
確かにそうですね。私たちよりも上の世代、知財業界の黎明期からこの会社を引っ張ってきた方々は、教科書や参考事例も何もない状態で、直接、海外の弁護士/弁理士や特許事務所とのコミュニケーションをとりながら経験を積んでこられました。また、一人一人の経験や情報力の差があっても、社内掲示板に質問を投げかけると、質の高い情報と解決策が集まってくる。自分の会社ながら、このあたりがやはり強みであると思います。
A.I
確かに、優秀な人が集まっていますよね。だからといって個性的な人だらけという訳ではなく、常識的な人が多い。でも、業務自体が特殊であるため、知識や経験という意味では、他では得難い経験を蓄積していると思うのですよね。個人で完結する仕事が多いのですが、皆が思い思いにやっているというより、協調性もあって組織として強くなっている。会社としての信用があるから、知財分野においては常に最先端の仕事が与えられ、若手が能力を発揮して活躍できていると思います。
N.K
確かに、色々な活躍の舞台がという感覚はあります。また、NGBの強みとは少し違うかもしれませんが、うちの会社には、“なんだかんだいって頑張っちゃう”文化が浸透しているような気がします。様々な条件が重なって、困難な状況になってもやりきってしまう、やらなきゃいけないと思う生真面目さがあって、結局、それがお客様からの信頼につながっていると思うのです。
D.S
さらに、“断らない”というのと、お客様のために“何とかしてあげたい”という情みたいなものがあって、そこは先輩方から引き継がれてきているような気がするんだよね。大手の自動車メーカーからインドの知財について調べたいと相談を受けた時、私たちはプロジェクト組んで現地に行って、しっかり情報収集して提供したことがありましたよね。断らないどころか、さらに付加価値までも提供する。それがうちの基本姿勢。
N.K
お客様に愛着持っている人が多いから、何としてもお応えしようとするのかもしれません。業務を通じて関係を築くなかで、先方の知財担当者もお困りだということが伝わってくることがあり、だからこそ、何としても要求にお応えしてあげたいと思うのですよね。

益々、NGBの存在価値が
高まっていく時代に

SESSION THEME 02

A.I
自分の会社の存在価値について考えたことはありますか? これまでも当社は日本企業のお客様が抱える知財の困り事に対して、お客様と一緒に考え知識をつけてきました。今後も日本の知財の発展に貢献できればと思います。ビジネスには直結しなくても、企業の知財業務への意識を高めるための情報提供や海外知財の最新情報を発信する事業にも参加していますが、これからも知財業務の新しいトレンドをキャッチアップして、咀嚼しながら情報として発信していければと思いますね。
N.K
そうですね。我々の会社は、この業界においてはそれなりに大きな存在だと思うので、知財の普及にも注力していくべきなのでしょうね。担当者レベルでは、小さな活動しかできないかもしれないけれど、知財の価値や出願の意義を伝え続けていきたい。これからは日本だけではなく、日本から外、外から日本、外から外の間に入るところを担いたいと思っている人は、この会社の中に結構いるんじゃないですかね。
D.S
海外というのは、NGBの存在意義を示すひとつのキーワードだと思います。私たちのミッションは、世界において日本企業の知財価値を高め、それを高水準で維持させること。そのために必要なソースとして、海外の弁理士や特許事務所とのコネクションがあると思っています。それを加味してNGBの存在価値は底上げされているように思いますね。要するに、これまで培ってきたものがあるからこそ、NGBが間に入ることの意義が生まれるのだと。

若い人材が
これからのNGBを創っていく

SESSION THEME 03

D.S
NGBの将来について、意見を交換しましょう。私たちは、お客様がどのように知財を活用し、事業に直結させていくか、それを考えるためのサポート役となっていく必要があると思っています。だからこそ、知財だけでなく事業の枠組みも意識する必要がある。お客様の知財に関する最新情報や考え方は、結局コミュニケーションの中から得るしかない。お客様はもちろん、海外の弁理士とも関係を密にすることで、最先端の情報を入手し、その質を高めて提供していきたいですね。
N.K
組織としては、お客様の要望に応える為に何がベストかを考えながら流動的に姿を変えてきたので、これまで同様、さらに柔軟に変化していっていいと思っています。最近の流れとしては、IP総研、特許部といった部門も枠を超えて対応する仕事も増えてきました。組織という枠組みこだわることなく、柔軟に対応することでNGBの総合力がさらにアピールできるものと思っています。
A.I
知財のグローバル化が進行し、環境が変わっている。外国出願も特殊なものではなくなってはいますが、我々だからできることを積み重ねていくしかない。企業の知財部門もコストセンターからプロフィットセンターへと役割が変わっていって、特許を活用していかに利益を生み出すことができるかを考える必要が生じています。私たちはこれまでのノウハウ、総合力をもって、ますます多様化するニーズに応えていきたいと思います。それを進めるためには、ますます人手が足りませんよね。
N.K
知らないことを知ることができたり、視野を広げてくれる職場です。色々な経験もさせてくれたし、チャンスももらった。刺激と知的好奇心を満たしてくれます。
D.S
そうそう。知的財産権って聞くと堅苦しいイメージがあるかもしれないけれど、固定観念は捨てて、本当に色々な方に来てもらいたいですよね。法律を扱ってはいますが、根本的にはサービス業なので…サービス精神がある人がいいかな。
N.K
本当に色々な人に来てほしいと思います。知財なり法律なり、海外でもいいですし、それらの中の何かひとつでも興味をもっていれば、知識や経験は後からついてくる。意欲さえあれば、この業界で色々な経験を重ねる機会があると思います。
A.I
エネルギーさえあれば、NGBで活躍する場はあると思います。今の専攻、専門、経験はあまり気にしなくてもいいし、知財に対する知識がなくてもいい。取り組んでみたら、結構面白い仕事だと思っています。