Cross Talk

成長ができる職場が


自らの知的好奇心を満たしてくれる


満たしてくれる


Cross Talk 01

T.N
L.Wさんがこの知財というジャンルに興味を持ったきっかけは何ですか?
L.W
大学院で生物物理を専攻し実験をたくさんしていましたが、社会人になったら研究室の外の世界も見てみたいという気持ちがありました。その一方で、今まで勉強してきた理系のことは活かしたいと思っていました。在学時に周りから勧められてMOT(技術経営)の授業に參加し、知的財産管理技能士という資格を取得して興味を深めていたため、知財という仕事に目を向けたのです。
T.N
私も同じです。工学部で数理工学を学んでいたのですが、ひとつのことを深く研究するより、最先端の技術に幅広く触れられる仕事の方が向いているかなと感じていました。ちょうど2002年の知財立国宣言を背景にして知財に対する注目が高まっていたのもあって、この分野に対して漠然とした興味を持っていました。とはいえ、仕事としてはまったく未知の世界。最初は戸惑うことも多かったのですが、最初に一か月間の研修期間が設けられていたのは良かったと思います。各部署の方が順番に仕事の話をしてくれ、体験ワークの課題もあり、知財分野やNGBの業務内容について広く浅く学ぶことができました。
L.W
私は入社2年目に中国の大手特許法律事務所に2か月滞在させてもらって、中国の特許システムについて学びました。当時できた人脈やネットワークは、今でも大変役に立っています。配属後はOJTで業務を習得しました。あとは色んな社内勉強会もありますよね。特に海外の弁護士、弁理士によるレクチャーが頻繁に行われていて、面白いと思います。
T.N
そうですね。法律的知識や各国の制度やトピックについては社内セミナーがあるので、積極的に参加すれば吸収できる環境が整っていると思います。でもビジネススキルや実際の仕事の進め方については、OJTで教わるところが大きいですね。それぞれの部門によって違ってくるとは思いますが、職場環境はどうですか?私が所属する部署は、協力し合うところは協力し教え合い、かといって互いに依存し過ぎず自律的に仕事をする雰囲気だと感じています。ちょうどいい空気感だと思っていますね。
L.W
IP総研に限っての話ですが、特許調査は担当者ひとりで完結することが多いかもしれません。だから、そういう文化になっているのでは?
T.N
確かにそうですね。調査って、ある程度の類型はあるけれど、その先はお客様のニーズによってカスタマイズするところが大きく、そういう意味で自由度が高い。入社2年目くらいからは、もう基本的な業務はひとりで対応するようになるからね。
L.W
初めて単独で案件を担当させて貰ったときは、若干怖いところもありましたが、先輩の指導や同僚のサポートのおかげで安心して取り組むことができました。
T.N
NGBは温かい人が多くて、とても働きやすい環境にあると感じます。同時に、自身の仕事に誇りを持っている方が多いようにも思えます。お客様からアドバイスを求められることも多く、頼りにされているのがわかります。
L.W
全部門に共通していえるのは、責任感が強くプライドをもって仕事をしている方が多いと思います。歴史が長く知財業界では比較的知名度も高い会社で働いているという意識と、一部の仕事は一人で完結しなければならないワークスタイルが、そういったプライドを醸成しているのかもしれませんね。
T.N
いい意味でこだわりを持たないというか、常に柔軟な姿勢を持ち続けていると思います。お客様の要望を柔軟に受け止め、お客様の要望に合ったより良いサービスを提供しようとしていますね。
L.W
知らないことを知ることができたり、視野を広げてくれる職場です。色々な経験もさせてくれたし、チャンスももらった。刺激と知的好奇心を満たしてくれます。
T.N
確かに尊敬できる方がたくさんいる場所だと思います。目標となるロールモデルが周囲にたくさんいるので、自分もそういう風になりたいなと向上心が持つことができます。
最後にそれぞれの目標を語り合いましょう。
L.W
当社には自由な風土はありますが、社員一人一人がもっともっとエネルギーを発揮できると信じています。皆さんと一緒にチャレンジして行きたいです。
T.N
知財業界に対して求められるニーズが変わってきていますし、我々に求められる役割もより多様化していくと思っています。その変化に適応していける組織となるために、私たちのような中堅の立場においても、お客様の話にしっかり耳を傾け、そして真に求められているサービスが何かということを考え、それを形にしていきたいと思います。