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2023.11.30

特許部 中辻啓

【特許・意匠ニュース】ミャンマー、意匠法施行

2023年10月18日、ミャンマー国家行政評議会は、ミャンマー工業意匠法が2023年10月31日から施行されると発表した(Notification No. 217/2023)。ただし、実際の出願受付は未定である。ミャンマーでは2019年に特許法、工業意匠法、商標法、著作権法が制定された後、2023年4月に商標法が施行され、今回意匠法および著作権法が施行の運びとなった。特許法は未だ施行されていない。

本稿では、ミャンマー工業意匠に関する主な特徴を紹介する。

優先権主張:パリ優先権の主張が可能。(39条)

保護期間:出願日から5年間の保護期間が与えられ、5年毎に最大2回までの保護期間の更新が可能。(42条)

公告延期:出願日または優先日から18か月までの公告延期が申請可能。(36条)

複数意匠出願:複数意匠がロカルノ分類の同一クラスに係るものであれば、一つの出願で複数意匠を含めることが可能。(21条)

登録フロー:出願後、方式審査を経て、公告される。公告から60日以内に新規性欠如などを理由に異議申立てが可能。異議申立てが無ければ登録される。(28-33条)

(参考)
・ミャンマー工業意匠法(2019年1月30日付)
https://www.mlis.gov.mm/mLsView.do;jsessionid=4EA32F316D6B95797F3259C0B6EB3186?lawordSn=18377
・NGB知財ニュース (2019年2月18日付)
【特許・意匠ニュース】ミャンマー、意匠制度導入へ
https://www.ngb.co.jp/resource/news/3481/
【商標ニュース】ミャンマー商標法Phase IIスタート、そしてグランドオープン日が決定
https://www.ngb.co.jp/resource/news/4532/
・Rouse事務所ニュースレター(2023年10月24日付)
https://rouse.com/insights/news/2023/industrial-design-law-now-adopted-in-myanmar

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